バリ島個人旅行 5日間レポート【マタタビ旅行記】

バリの光と影 Plantation Resort Hotel Palau★★★★

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バリの光と影

■バリ島の素晴らしさ〜バリの光〜
9年前のまだペーペーだったころに初めて一人旅でバリ島を訪れた時は、確かに素晴しいと思ったけどはまったりはしなかった。
その後あちこち世界40カ国ほどを旅してからバリを再訪したから、観光地としてのバリの素晴らしさに気がついた。

・旅コンテンツの豊富さ(観光スポット・アクティビティの多さ)
・コンパクトながら起伏に富んだ地形(ビーチも渓谷も楽しめる)
・物価(旅費)の安さ
・宿のバリエーションの多さと質の高さ
・バリの人の良さ・暖かさ
・個性的な文化(バリヒンドゥー教の影響による)
・数十年前の日本を見るような、懐かしさ、ノスタルジー

観光地バリの表の部分。
これらすべてを兼ね備えている他の土地を私は今のところ知らない。



■バリの日本人観光客が減った訳〜バリの影〜
空港に向かう道中に日本語堪能なタクシーの運ちゃんに聞いた話。

「日本人観光客は減ったよ。10年くらい前は1番多かったけどね。今1番多いのはオージー、ヨーロッパ、中国で日本人は4番目くらいだね」

なぜバリを訪れる日本人が減ったのか。
日本で大きく取りざたされたバリの悪いニュースが尾を引いている。

1)クタ地区での爆破テロ事件(日本人も巻き込まれる)
2)クタ地区で日本人女性が殺害された事件
これらはいずれも2009年に起きた事件。日本人女性殺害は同じ年に2件も続いた。その後そういったニュースはなく4年経つが、インパクトが強い事件だけに未だに記憶に新しいニュースとされている印象がある。
3)ぼったくり・ひったくり・スリ・両替詐欺の多発
特に悪いのはやはり観光客の多いクタ地区で地元民も注意しているくらいのレベル。空港ですら安心できず、出口にはぼったくりタクシーがしきりに客引きをしている。両替所ではごまかしも多い。
観光客の集まるところに犯罪あり、というのは万国共通である。
4)ジゴロ問題
ビーチなどで女性に言葉巧みに近寄ってお金や身体をだまし取る連中のこと。最盛期だったのは日本人観光客の多かった10年前くらいのようで今現在がどうなのかはわからない。ナンパされることのない旅慣れたオバちゃんに寄ってくるのは物売りばかり(悲)
5)外務省”海外安全情報”のバリのステータスが「十分注意してください」
6)日本とバリを結んでいたJAL直行便がなくなってしまった。
1〜5の悪いニュースで旅行客が減り採算が取れないと見越したから撤退したのじゃないかな。現在バリへの直行便はガルーダインドネシア航空しかない。それ以外はすべて経由便なので気軽にリゾートを楽しみたい旅行客には敷居が高い。
7)日本が不況で海外旅行自体をしなくなった、もしくはグアムや韓国など近場で済ましている




■経済格差
バリに訪れる先進諸国の観光客と、地元民にはものすごい経済格差がある。
バリの平均月収は日本円にして2-4万円ほどなのだ。日給にしたら1000円。
地元民の月収分のお金を1日で使い切るような観光客を見ていれば、悪いことを考える人が出てもおかしくはないと思う。ジゴロじゃなくても 、先進諸国の観光客と仲良くなればおいしい思いができる、と思ってしまうのは仕方がない。

でもこれらはあくまで、単なる情報と想像。
私がこの目で見てきた実感とは異なる。私は自分の目を信じる。

金銭的には先進諸国より貧しくても、
彼らの心はとんでもなく豊かで、純粋で、スレていない。
(犯罪を企てる一部のモノを除き)
たぶん、先進国で暮らす人よりも。



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