ヨーロッパ湖畔の町を巡る旅【GW2人旅】


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ノヴァゴリツィアでのハプニングとブレッド湖到着

5月2日
ヴェネチアからスロヴェニアへのアクセスは意外と時間がかかる。隣国でありながら直通のルートはなくどこかで乗り換えが必須なのだ。ルートは主に2つで「トリエステ経由」か「ゴリツィア経由」になる。当初はトリエステ経由でスロヴェニアの首都リュブリャナに行こうと計画していたが、どうにもうまくスケジューリングができず、検討の末、リュブリャナはあきらめてゴリツィア経由でブレッドへ行くことにした。
(アクセス詳細はイタリアからスロヴェニアに行く方法
とはいってもブレッドは”仕方なく”ではありません。ここは美しい湖畔の人気のリゾート。背景にはアルプスをまとう素晴らしい景観が望める場所です。今回の旅のテーマである「湖畔の町」ひとつめ、旅のメインスポットなのです。
ということでヴェニスからまずはゴリツィアへ向かいます。

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12:04ヴェネチア サンタルチア駅出発の急行に乗り、のどかな風景を眺めながら走ること約2時間、14:19にゴリツィアセントラル駅Gorizia Centraleに到着しました。

思っていたより大きな駅です。
スロヴェニアへ行くにはここからノヴァゴリツィア駅に移動します。2つの駅は少し離れており、距離にして約3.5キロほど。歩けない距離でもなさそうですが時間がないし荷物もあるので歩きはナシ。地球の歩き方スロヴェニア編のノヴァゴリツィアのページには「ゴリツィア間のバスがある」と書いてあったので、駅を出たロータリーでバスを探したのですが、ノバゴリツィア行きがどうもみあたりません。それに1時間に1本程度しかなさそうなので乗り換えの電車に間に合わない可能性が高い。
周りをキョロキョロ見回すと、タクシー乗り場がありました。でも停まっているのはなんだかタクシーっぽくない車だなぁ。。。
「すいません、タクシーですか?」
「そうだよ」
「ノヴァゴリツィアまで行きたいのですが」
「いいよ」
「おいくらですか?」
「え〜と、15ユーロだね」
「じゃぁお願いします」
ということでタクシーで移動です。

走ること10分ほどでスロヴェニア側のノヴァゴリツィア駅に到着しました。途中で標識の言語が変わったのがわかったので国境を抜けたと理解したけど、あまりに当たり前に走り抜けたのでどこが国境なのかよくわからなかった。



「さぁ、チケットを買おう!」
意気揚々と駅に入るとなんだか薄暗い。
そしてここで大きな問題にぶちあたる。
あ、あれ、窓口が閉まっている・・・・
3つあるチケット購入窓口がすべて閉まっています。中をのぞくと薄暗く誰もいません。窓口には張り紙があるけれどスロヴェニア語だからさっぱりわからない。たぶん「クローズ」とかなのかな。
「・・・え?今日って祝日か何か?駅窓口閉まっちゃうの?」
周りをみても自動券売機のようなものもありません。
「ど、ど、ど、どうしよう?チケット買えないと電車に乗れない・・・」
そもそも電車は動いているのか?ネットの時刻表で調べた限りは電車はあるはずなのだけど。駅のホームに出てみると、落書きだらけの二両編成の電車が止まっていて、ホームには2−3人の客がいます。うーん、どういう状況だこれ。電車はいちおう動いているからお客がいるんだよね。

通りすがりの若いお姉さんに英語で尋ねてみました。
「すいません、どうして窓口閉まっているのでしょうか?チケットはどこで買えば?」
「え、と、休日だからだけど、チケットはどうかしらね?ネットとか?ごめんなさい、わからないわ」
「そうですか、ありがとうございます」
アイフォンで調べてみたら、今日5月2日はスロヴェニアではメーデーの続きで祝日なんだそうだ。でもまさか鉄道窓口まで閉まっちゃうとは。せっかく時間があるからカフェで優雅にビールでもとか思っていたのに、それどころじゃなくなってしまいました。どうしたもんかとベンチに座ってアイフォンでいろいろ情報集めをしていると、しばらくして駅員らしきおじさんがてくてく歩いてきました。あー!まってー!
「すいません、今日チケットを買うことできますか?」
「電車内で買って」
つっけんとんに答えが返ってきました。
・・・なぁんだ、電車内で買ってもいいのか。
ほっとした。改札のないヨーロッパではチケット持たずに電車に乗ると高額な罰金を取られるというのが一般的なので、まさか買えるとは思っていなかった。よく調べたらスロヴェニアでは電車内で買っても問題はなく、ほんのちょっと高いだけだと知った。しかしこの日は窓口が閉まっているためか車内でも窓口価格だった。
もうひとつびっくりしたのは、さっきからホームに停まっていたこの落書きだらけの2両編成の電車が私たちの乗る電車だったってこと。これ、ちゃんと動くんだ。。。
15:24、定刻通り出発です。電車に乗り込むとやはり古い車体のようで空調もありません。このローカル感、逆にいいね。


ガイドブックによると、ノヴァゴリツィアからブレッド湖までの車窓風景は大変すばらしいと書いてあったので楽しみにしていた。しかし、実際は今まで見てきた車窓風景とさほど謙遜はない感じでした。別によくないわけではなく今までも素晴らしかったというだけで、のどかな風景や渓谷なども眺められて爽快。山岳の小さなローカル駅に何度も停まりながら、二両編成の小さな列車は山間を進みます。ゆっくりとした時の流れ。心地よい音。電車の旅、大好き。



(ノヴァゴリツィアからブレッドへのルートマップは右上のマップ参照)

ノヴァゴリツィアをでて走ること約2時間、17過ぎに定刻通りブレッド駅Bled Jezeroに到着しました。

↑はじっこに見切れているオット君。

今夜はここに滞在です!



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Content:
MAP:ノヴァゴリツィアからブレッドへのルート

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国:スロヴェニア


スケジュール
06:00
07:00 町の散策
08:00 カフェで朝食
09:00
10:00 ホテルチェックアウト・ヴァポレットで移動
11:00 駅でチケット購入
12:00 12:04発鉄道でスロヴェニアのブレッド
湖方面へ
13:00
14:00 14:19ゴリツィア駅Gorizia Centrale 
乗り換え
15:00 15:24ノヴァゴリツィアNova Gorica発
16:00
17:00 17:12ブレッド駅Bled Jezero到着
18:00 徒歩で湖畔を散策しながらホテルへ/ホ
テルチェックイン
19:00 近くのローカルレストランで夕食
20:00
21:00
2200
23:00
はみ出し写真

ヴェニスからゴリツィアへの車窓風景。ブドウ畑が広がったり

きれいな川が現れたり。飽きることなく

ゴリツィア駅校内

ゴリツィア駅外観。ピンクのかわいらしい駅舎

ノヴァゴリツィア駅

これに乗るらしい

消えそうな文字で行き先が書いてあるのがなんとか確認できました

電車の中。トンネルに入ると景色が見えないので退屈なのです