サンフランシスコとアムトラックひとり旅+北京寄り道|2011/12/25〜 8日間

アムトラック「カリフォルニアゼファー号」の旅(2)

【プロローグ】アメリカの鉄道アムトラックの「カリフォルニアゼファー号」はサンフランシスコとシカゴを結ぶ長距離列車。コロラド渓谷を越えてロッキー山脈の麓を走る絶景ルートを2泊3日で走ります。年の瀬12月下旬にカリフォルニアゼファー号でシスコからデンバーまで乗車したレポートです。

12月28日
エメリービルを出てしばらくすると進行方向左側に広大な湖が広がる風景になった。地図を見ると湖ではなく湾のようだ。
席でじっとしているのもつまらないので、アムトラック車内を散策しよう。向かうはラウンジカー。ここラウンジカーは誰でも自由に使えるフリースペースで座先車両よりも窓が大きく明るく開放的で景色を楽しめる。私が一番好きな場所だ。


ラウンジカーの中心にある階段をおりて1階にいくと売店がある。ここでは飲み物や軽食を買うことができる。せっかくなので何か買おう♪購入したのは暖かいコーヒー($2)とシナモンロール($2.75)。

ラウンジカーで景色を楽しみながら朝食タイム。
エメリービルを出てから湾を越えて大草原を抜けてまず停車してのは大きな町サクラメント。ここがカリフォルニア州の州都だということは意外と知られていない。それからさらに走ること3時間半の15時前、トラッキーという小さな街に停車した。
「むむ、なんだか魅力的な街ではないか」

窓から見えるトラッキーの街はウエスタン風の趣ある風情です。
気になったのでアイフォンで調べてみたところ、やはりインディアンにゆかりのある地のようでした。
ここでは降りる人もいれば乗ってくる客もいて、空いていた私の隣席にはトレンチコートを着たヒゲのおじいさんが座りました。
トラッキーを出てトラッキー川に沿って山の中を走ること1時間ほど、次に停車したのはネバダ州に入ってすぐの大きな町リノ。ここリノはラスベガスに並ぶ商業・カジノの街として有名とか。停車時間も長いです。トラッキーで乗ってきた隣席のひげおじいさんはここでもう降りてゆきました。日常の交通手段として使っているのかな。

■アムトラック食堂車でのディナー
今回必ずやろうと思っていたこと「食堂車でのディナー」。鉄道の旅情緒まんたんの食堂車ディナーを一度でいいから体験したいのだ。
記憶ではアムトラックの食堂車は基本予約制。夕方になると各車両に予約希望者はいないか聞きに来てくれるはずなのだが、待てど暮らせどくる気配がない。そこで直接食堂車(ダイニングカー)に行ってみるとすでにディナータイムは始まっているもよう。

「すいませーん、今OKですか?1人なんですけど」
忙しろうに動き回っているウエイトレスを呼び止めて尋ねた。
「えぇ、大丈夫よ。そちらの席にどうぞ」
案内された席にはすでにご年配のご夫婦が座っていました。席に限りがあるダイニングカーでは基本相席。
「こんにちは、失礼しまーす!」
さっそくメニューを開きます。バリエーションは多くはありません。
・ベジタリアン パスタ $15
・ハーブローストチキン $15.75
・ヘルシーメニューオプション $16.75
・チーフ イブニングマーケットスペシャル(本日はポークリブとのこと) $19.75
・アムトラック シグネチャマリーランドスタイル クラブケーキ $21.75
・ブッチャーズカット チョイス ステーキ $25.75
メニューを読解しようとにらめっこしているとお向かいのご夫婦が丁寧に説明してくれました。
イブニングマーケットスペシャルのポークが気になったけれど、やっぱアメリカに来たら一度はステーキ食べとかなきゃでしょ。この後食べる機会なさそうだしってことで、フンパツしてステーキを注文。焼き加減を聞かれ「ミディアム」で、付け合せのジャガイモは「フライ・マッシュ・グリル」が選べるとのことでマッシュをお願いしました。相席のおじいさんもステーキ、おばあさんはクラブケーキ。彼らは寝台車のゲストとのことで夕食はチケット代に込まれていて注文方法が異なるようでした。
どれを頼んでもグリーンサラダとパンとコーヒーはセットになっているようでまずはサラダとコーヒーが運ばれてきました。お皿は軽いプラスチックでできていてすべてにAmtrakのロゴが入っています。
そしてメインのステーキです。

肉厚のステーキ!アメリカにしては思ったほどボリュームがなくて安心。これなら食べきれそうです。付け合せのジャガイモはおじいさんのグリルがおいしそう〜。
食後にデザートはいかがと聞かれ、おなかいっぱいだったのだけど、ご夫婦につられて頼んでしまいました。チーズケーキのブルーベリーソースかけ♪


大満足ディナーのお会計はしめて31ドル。ちょっと贅沢なディナーでした。チップ含め35ドルを置いて食堂車をでました。

窓の外はもう真っ暗。
おやすみなさい!
明日はいよいよ絶景のコロラド渓谷とロッキーマウンテンです。

【コラム】アムトラックのシート
__.JPG
アムトラックのシートはかなりゆとり
あるシートピッチです。飛行機のビジネスクラス並みかそれ以上。
リクライニングもかなり倒れるので、飛行機みたいに窮屈さはぜんぜん感じません。ピッチが広いので倒しても後ろの人にあまり影響もありません。
フットレストもついていて足を伸ばすこともできます。
また各席にはコンセントもあります。パソコンもアイフォンも充電の心配は不要。(車体によって隔席の場合もある)

隣の席が空いていたらラッキー。さらに広く快適です。席ふたつ使えば横になることもできちゃいます。
実際に私の隣は空いているので、横になりながらこれを書いています。(膝を立てる感じで)
らっくちん。
只今深夜1:30。ライトも落とされとても静か。静寂のなかに、ガタンゴトンと列車の走る音だけが響きます。


image.jpeg
メインの二階席。写真は車両の真ん中あたりから撮っているので、実際はこの二倍の長さです。
窓も大きく景色を楽しめる。

一階にも席がありますが、数が少なくすぐに予約で一杯になります。なぜか人気?


車内は少し肌寒い。
お客さんのなかには、マイまくらや布団を持ち込んでいる達人もいます。

大きめの厚手のストールが大活躍。
ダウンを布団代わりに就寝です。

Good night!
明日も素晴らしい一日でありますように。


【コラム】カリフォルニアゼファー号の車両編成
停車時間があったので外に出てアムトラック全体の車両編成を確認しました。私が乗っているカリフォルニアゼファー号は7両編成+機関車2です。
前方から機関車2+コーチ席(座席)3両+ラウンジカー+食堂車+寝台車2両となっていました。食堂車&ラウンジカーを境に寝台車とコーチとに分かれている。
私がいるのはラウンジカーすぐ隣のコーチ車両。ラウンジカーにすぐに出られて便利です。
全ての車両は基本的に2階で繋がっていなす。食堂車は二階が客席で一階が調理場になっています。ラウンジカーは一階に売店とテーブル席がある。




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Content:
カリフォルニアゼファー号の経路MAP

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はみだし写真

ラウンジカーの売店のメニュー表

エメリービル→サクラメントの間には大草原が広がる

サクラメント駅

ランチはかる〜くカップめん。日本のものより薄味。フォークで食べる。

トラッキーの場所

トラッキー→リノの車窓風景

リノを出ると景色は草原に

ダイニングカーでの夕食

メニュー表


12月28日スケジュール
07:00 07:50 アムトラックバスターミナ
ル出発
08:00
09:00 09:10 アムトラック駅エメリービ
ル出発
ラウンジカーへ
10:00
11:00 11:00サクラメント到着
12:00
13:00
14:00 14:40トラッキー到着
15:00
16:00 16:00リノ/ネバダ州
17:00
18:00 食堂車で夕食
19:00
20:00
21:00
2200
23:00