2006 ドイツ&ベネルクス>>>旅行記


ヨーロッパ一人旅日記4月29日

■4月29日(土) 後編 ルクセンブルクからベルギーへ

ブリュッセルには北駅(Nord)、中央駅(centl)、南駅(midi)の3つの駅があり、基本的に端から順に停まってゆく。一般的にメインと考えられる中央駅は観光の利便のために作られたのかあまり大きな駅ではなく、南駅が国際列車の停まるメインの駅となる。16:20、私はこの南駅で降りた。
駅はほんとうに広く、構内にはたくさんのショップが並んでいて、とりわけチョコレートショップの数は多かった。さすがベルギー。他、カフェ、花屋、マーケット、本屋、カメラ屋などなどなんでも揃いそうだ。
この駅で列車を乗り換えて宿を確保してあるゲントの街へ向かう。時刻表を確認すると17:02のIR(インターレイル:いわゆる各駅停車)と17:10のIC(インターシティ:いわゆる急行)があった。後発のICのほうが先にゲントに着くようなのでそれに乗ることにした。時間に余裕があるので駅構内を散策し、マーケットでミネラルウォーターやワッフル・チョコを買った。
時間になって電車に乗り込み出発。車窓風景を楽しみながら30分程でゲントに到着・・・・のハズだった。
ブリュッセルを出て20分ほどしたころ、駅でも何でもないところで急にすうー停車して動かなくなった。
「ガーガガッ(車内放送)X@adxhdxwj「@s[:sjijswihak」(何を言っているか分からない)
なんだろな。とりあえず待つしかないか。窓の外に目をやり景色を眺めていると、車掌さんやらなにやらが行ったり来たりとばたばたし始め、車内放送も何度か繰り返される。
う〜ん、どうやらあきらかになんらかのトラブルだな。
立ち上がって車内を見渡してみると、他の乗客たちは「こまったわねぇ」という風には見られたが談笑していた。
10分、20分、30分・・・時間だけどんどん過ぎてゆき、相変わらず聞き取れない車内放送がときどき流れる。
フランス語だかオランダ語だか(ベルギーはこの2カ国語が使われている)英語だか分からないけど、集中して聴いてみて聞き取れた単語は「ベスト」。「私たちはベストを尽くして修理だか何かをしています」ということなんだろうかな。
計画より1時間ほど早く動いてはいたが、早くゲントに着いて少し観光もしようというもくろみは不可能になりそうだ。計画通りゆかないとイライラしてしまう。これはたぶん日本人気質なのだろうと思ったのは廻りの乗客たちが困ったわねぇというわりにはのんびり談笑していたからだ。こちらでは日常茶飯事なことなのかな。
列車トラブルの渦中にいる私の携帯がふと鳴った。なんだろうと見てみると思い掛けない日本の友人からのメールだった。びっくり。私が旅行に行っていることをブログをみて知った友人が国際メールを発射してきたのだ。
「メール届いたよー!びっくりした!今実は列車トラブル中でさ〜」
そんな返信を送って、ついでにこのトラブルの状況のぐちを書いてブログに送信(アップ)していたところで電車がやっと動きだした。停車して1時間ほどたったころだ。

ゲント駅前広場とトラム

ゲントへはそこから10分もしないで到着した。なんだこんな近くまで来てて1時間も無駄にしてしまったのか。時間は19時過ぎ。時期的にまだ空が明るいからよかったものの本来なら出歩く時間ではない。とにかく真っ直ぐ宿に向かうことにした。
ゲントの街は旧市街が観光地として人気で駅から少し距離があるのでトラム(日本で言う路面電車)に乗って行く。今夜の宿もこの旧市街にとったので自動販売機でトラムの切符を買って乗り込んだ。ものめずらしいトラムは面白かったが、駅から旧市街までの道のりはさほど目を引くものもなかった。
10分ほどして到着した旧市街の停留所で降りる。地図を片手に荷物をごろごろ転がしながら宿を探す。ぼこぼこの石畳の道なのでキャリーのタイヤが上手くまわらない。
このへんなのだけどな〜。地図で指し示された宿の場所にきて周りを見渡す。コンクリートの建物が長屋のように連なっていてどこかたどこまでがどこなんだか分からない。ちょっとうろうろしていると、窓のガラスに小さく「IN'S INN」と書かれているのを見つけた。

IN’S INNのある石畳の通り

ここだ!それ以外に看板らしいモノはなく分かりにくかった。その窓ガラスの隣に何も書かれていない閉じられたドアがあった。ん〜。。。ドアの前で立ち往生。開けようとしてもあかない。ん〜・・・。ン〜??困っていると、上から声がした。
「アーユーリーブ?」
オーナーさん(女性)だった。すぐに降りてきてくれた。ドアのブザーはドアの脇にちょこんとボタンがあるのがそうだったようだ。これまた分かりにくいなぁ。
部屋の説明などを受けてデポジット金を50ユーロ支払って鍵を受け取った。(宿IN'S INNの詳細はこちらのレポートへ>>>)英語の説明は半分くらいしか分からなかったけど取りあえず相づちをうった(^^;)
素敵な部屋!ベットに転がって少し休憩した。ふー。1時間ほどごろごろしたり部屋をうろうろしたりしてたけど、外はまだ明るいのでちょっと街の散策に出かけることにした。マーケットでもあったら夕食でも買おうとシュルダーバックを肩に引っかけて宿をでた。

運河

素敵な街だ。古い建物がそのまま残り、運河に影を落していた。適当に歩いてたどり着いた広場ではなにかイベントをやっていて人がたくさん集まっていた。イベントを横目に広場を通り過ぎて商店街を歩くがほとんどの店はもう閉まっていた。開いているのはレストランだけ。マーケットらしきものは見つからなかったので宿に戻った。21時も過ぎたというのにやっと日が暮れかけてきたところだ。体内時計も狂いそう。
キッチンでコーヒーを入れてブリュッセルの駅でかったワッフルを食べる。それからのんびりとお風呂に浸かって疲れを落す。23時には就寝。良く休もう。

Next>>>



+