2006 ドイツ&ベネルクス>>>旅行記


ヨーロッパ一人旅日記4月28日

■4月28日(金)ドイツ
長いフライト時間への杞憂は無駄になり、気が抜けるほどあっという間にドイツに到着した。
現地時間28日の朝6時半。飛行機を降りて空港内に入るとまっさきにトイレに駆け込んだ。ふー。


早朝だからか空港内は閑散としていた。ショップもまだオープンしていない。この空港にもシャワーサービスルームはないかとちょっとうろうろして探してみたが見つからないので諦めて先に入国審査を通過することにした。入国審査場がすぐわからずちょっと迷ってしまったが人の流れについていったらあった。すごい並んでいた。
10〜15分ほどで問題なく通過してターンテーブルはスルーして(荷物は機内持ち込みにしたので手元にある)入国。6年ぶりのドイツだ!
まず探したのが再び「シャワーサービス」
しかし見つからない。。さっぱりして観光に繰り出したいのだが、諦めてまたトイレに。広い個室の身体障害者用トイレに入った。個室内に洗面器もあって便利♪洗顔して歯磨きしてコンタクト入れて着替えて〜・・・すっかりトイレでまにあってしまった。すっきりしゃっきりしたところでさっそく出発☆
まずはターミナルの移動。この空港もターミナルが1と2に分かれていて、町への列車の駅はターミナル1にあるのだ。この2つのターミナルは無料のスカイトレインで結ばれている。
ターミナル1に到着して階段を下りて空港駅に向かう。ターミナル1のほうがにぎわっていた。だんだんと6年前の記憶がよみがえってきた。フランクフルト空港自体を利用するのはこれが3度目。利用したことがある空港というのは安心できるしすぐに馴染める。確か空港駅への階段を降りると左手の角にベーカリーカフェがあって、あったあった、あそこでプレッツェルを買って食べて美味しかった。あとで買おう!

その前に「レイルパス」の使用開始手続きをしなくては。階段を下りて右手にドイツ列車DBのオフィスがあった。たぶんあそこだろう、と入店してカウンターにてレイルパスを提示して「I want use this today.」と簡単な英語で申し出た。カウンターで使用開始日と使用期限を記入され、スタンプを押してもらって手続き完了(これをデリヴァートという)。これで今日から使える。
フレキシータイプの6日間用なので、自分で使いたい日付を記入しなくてはならない。忘れないうちに今日の日付を記入した。
列車の時間はあらかじめDBのサイトで調べてきたが、念のため張り出してあるタイムスケジュールを確認した。計画ではうまく早く入国できたら7:44発の列車に、それに間に合わなければ8:14発の列車に乗る予定だった。時間を見ると8時ちょいすぎ。遅いほうに決定。電動掲示板でホームNoを確認して、まだ時間も少しあるので先ほどのベーカリーカフェに寄った。もちろん買ったのはプレッツェル!(1ユーロ)あぁ、またこれが食べれるなんて幸せだ〜!!
地下にあるホームのベンチで列車を待ちながらプレッツェルもぐもぐ。うま〜!もーほんとやみつき♪ここで、携帯での国際メール発射。ドイツからもうまく送信できて感動☆列車はすぐに来たので乗り込んだ。

さて、今日はまずこれから「リューデスハイム」の街に向かう。目的は「ライン川下り」でこの町が出発点となるからだ。リューデスハイムへ行くには空港駅からS9に乗ってヴィースバーデンという駅で乗り換えて所要時間1時間半ぐらいだ。ヴィースバーデンの駅では乗り換えに少し時間があったので駅内を散策した。なぜか蛇などの爬虫類がたくさん展示されていて面白かった。じっと巨大蛇を眺めていたら突然コーヒーを片手に持った太ったおばさんに何か話しかけられた。もちろんよくわかんないこと言っていたので日本語で「蛇すごいですねー!」と返してそれきり無視することにした(笑)
駅のカフェでは美味しそうなパンやケーキが並んでてよだれもの。しかしさっきプレッツェル食べたばかりやん。カプチーノコーヒー(1.95ユーロ)だけ買って列車に乗り込んだ。ローカル線なので古いタイプの列車で車内は空いていた。
車窓風景をうっとり眺めて気分が高揚していく。素敵な街。素敵な国。見るもの見るものメルヘンな世界だった。ドイツ語の車内放送も以前の旅を思い起こさせた。「ネクスト ハー XXXバンホフ」(バンホフはドイツ語の"駅")
リューデスハイム駅に到着したのは予定どおり9時44分。ドイツの列車は日本ばりに正確だ。
こじんまりとした駅を出て荷物をごろごろ引きながら街の中心部へ歩いていく。この大荷物は旅の悩みの種で、宿にチェックインするまではなんとか運ぶなり駅に戻るならロッカーに預けるなりすることになる。今回は船で移動してしまうので持ってゆかなくてはならない。

リューデスハイムはライン川沿いにあり、駅から川沿いのメインストリートをまっすぐ10分ほど歩くと街の中心部だ。途中、ガイドブックにも乗っていたワイン博物館があったがまだオープンしていなかったのでスルーした。ライン川が日光に照らされてきらきらとしていてきれいだった。今日はいい天気♪それだけでうきうきしちゃう。
ライン川下りの船乗り場は駅から20分ほど歩いた川沿いにある。船のタイムスケジュールはあらかじめネットで調べてあり、私は11:15発の船に乗る予定で来ました。それまでの約1時間は市内観光。この街の観光ポイントのひとつは「つぐみ横丁」と呼ばれる細い通りで私も歩いてみました。路地にはたくさんのドイツ風ワイン酒場やショップが立ち並んでいて目を楽しませてくれます。残念なことにまだ早い時間のせいかどのお店も準備中でした。お昼時や夕方にまたあらためて訪ねたいところです。リューデスハイムはちいさな街で30分ほどでだいたい廻ってしまいました。ドイツ風の木組みの建物があちこちにありとてもかわいらしい趣のある街でした。

さて、船の時間までまだ時間があるので川沿いのメインストリートに面した一軒のかわいらしいカフェに立ち寄りました。ほかにまだ一人も客はいませんでしたがオープンはしているようだったので、店内に入りメニューを見て注文し、川の見えるテラス席のほうに座りました。コーヒーブレイク♪運ばれてきたのは暖かいコーヒーとホイップたっぷりのアップルパイ★ここに入る前にお土産屋で購入した日本語版のライン川ガイドブックを読みながらのんびりな一時。ふとライン川を見ると川の対岸に遠く古城らしき建物が見えました。ライン川沿いにはこんなたくさんの古城跡があります。ライン川下りではその古城を見るのも楽しみのひとつです。
11時前にカフェをでて船乗り場へ行きました。ライン川下りはレイルパスの特典としてパスがあれば無料で乗れちゃいます。こじんまりとした船乗り場には簡素なチケット売り場の建物とちいさな売店がひとつあるだけ。川を眺めて船を待っていると日本語で話す声が聞こえてきました。日本人の団体さんでした。ライン川下りは日本からのツアー旅行にも組み込まれていることが多く日本人がよく利用しているそうです。
11時過ぎ、船がきました。レイルパスを提示すると「どこまで行くのか?」と聞かれ「ザンクトゴアール」と答えました。レイルパスで行ける範囲が決まっているようです。
船の中はすごく広くてキレイでした。レストランもあり食事もできるようです。その部屋にはとどまらず、私は階段を上り船のてっぺんの見晴らしの良いデッキにでました。他の客もほとんどデッキに集まってきました。乗客の7〜8割は日本人のようでした(^^;)うじゃうじゃ。
さぁ出港です!(港じゃないけど)船はゆっくりゆっくり出発しました。しばらく進むとまずは「ネズミの塔」という建物がみえました。船上では放送ガイドがあり日本語でも解説していました。その後も次から次へと両岸に古城が見え、他にも教会や、川沿いに立ち並んだ家々、走り行く列車が目を楽しませてくれました。(ライン川下りの写真レポートはこちら>>>)船は途中船着き場に何度か立ち寄りながら進みます。
30分もするとだいぶ風も強くなり寒くなってきました。たくさんいた乗客達も半分以上が船内に引っ込んでしまいました。それでも私はマフラーを顔に巻いて(マチコ巻。笑)強風に耐えながら景色を眺め、カメラにおさめていました。しかしいかんせん寒い。。。計画ではあと25分ほど先の「ザンクトゴアール」まで行き、その町の古城を見学後列車に乗り換えて移動の予定です。ん〜・・・あと少し・・・。リューデスハイムをでて1時間ほどたったころ、左側の対岸にシュターレック城とその街バッハラッハが見えてきました。バッハラッハといえば、6年前に立ちよってユースホステルとなっているシュターレック城に滞在したことを思い返しました。う〜ん、懐かしい。あの時は夕方に到着したからあまり街の観光はできなかったんだよな〜。。そんな考えと、あまりの寒さもあり、とっさに荷物を抱えて階段を下り船内に入り、船着き場に着くのを待ちました。そして下船。予定とは違うけど予定変更バッハラッハ観光です♪
街の詳細地図を持っていなかったのだけどまぁ一度来たことあるしなんとかなるかな、と街の方へウォークイン♪

線路下のトンネルを抜けると、わぁ!素敵!いきなりメルヘンな街が現れました。かわいいドイツ風の木組みの家々が並ぶ石畳の小さな街。周りをきょろきょろ仰ぎながら歩きました。(バッハラッハの写真レポートはこちら>>>)途中、6年前にも歩いたシュターレック城への登丘(丘の上にある)入口を見つけました。うんうん、覚えてる。大荷物抱えてこの丘を城まで上るのがけっこーツラかった!。今日も大荷物を抱えているし、ここで滞在予定もないので今回はスルー。そのまま駅へと歩きました。駅に到着したのは12時半過ぎでした。時刻表を見ると運悪く列車は行ってしまったばかりで次の列車まで1時間近くある。。。駅で待っているのも暇なのでもう一度町の方へ歩いて行ってみたりまた駅に戻って写真を撮ってみたり、うろうろしたり、ベンチでぼーっとしてみたりして電車を待ちました。暇だ。
チュチュチュ・・・
鳥の声だけが聞こえる静かな静かな一時でした。


そして13:26発のコブレンツ方面行き列車に乗りました。この列車もライン川沿いを走るので川の景観を楽しめます。乗り込んだ車輌は自転車など大型にもつも詰める車輌でサイクリング中と見られる老夫婦と2台の自転車が乗っていました。元気だね。
1時間ほどでコブレンツに到着しました。ここでまた乗り換えです。乗り換え時間に少し余裕があったので駅内&周辺をちょっと散策。この街も6年前に訪れています。コブレンツには「ドイチェスエッグ」というポイントがあります。ライン川とモーゼル川が丁度合流するポイントです。また、コブレンツはトリアー方面かケルン方面へ行く岐路でもあります。私はここでトリアー方面へと向かいます。
列車の時間になり乗り込みました。これから向かうのはコブレンツとトリアーの間にあるコッへムという街で、今日の宿場となる街です。明日トリアーを越えてルクセンブルクへ向かうのに都合の良い場所にあるためこの街に滞在を決めました。コッへムまでは思ったより時間がかかりました。各駅停車のローカル線で、私が確認していなかった小さな駅がたくさんありその全てに止まるからです。しかし、列車はモーセル川沿いを走るので景観を楽しんでいるとあっという間でした。電車内は地元の人たちでにぎわいそこそこの混雑。コブレンツを出て約50分、15時20分頃にコッへムに到着しました。
コッへムの駅もこじんまりとした、でもかわいらしい建物でした。駅舎内がなんだかおしっこくさいのが気になりましたが。。。駅をでるとロータリーになっていました。

さて、と。
実は予約した宿の場所を知らない。宿のホームページから予約したのだけど、ホームページには地図が載ってなかったのです。一言「駅から徒歩10分」とあったのでまぁなんとか探せば見つかるかなと思ってました。駅を出てロータリーを越えた正面がモーゼル川。となると右か左かどちらかだ。なんとなく野生のカン?で右方面にてくてくと歩いてゆくことにした。ちょっとさびれた商店街のような通りでした。5分ほど歩いたころ、ちょっぴり不安になりました「やば、ほんとこっちでいいのかしらん?」自信をなくしかけながらもさくさく進んで行くと、ホームページで見た宿の外観に似た建物を発見しました。
あれだ!

後編へ続く>>>


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